Developers Summit 2018に参加してきました

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event.shoeisha.jp

トイレで川が流れてるよ、橋がかかっているよという話を聞いていたので密かに楽しみにしていたんですが、川があるトイレを見つけられないまま帰ってきました。

とりあえず、デブサミのアウトラインを書き残しておきたく。
以下参加セッション

【16-C-1】実況パワフルモブプログラミング - Rakuten Super Englishにおけるモブプログラミングという働き方 -

ちょっと遅れて入場したのですが、立ち見勢が壁沿いにズラっと並んでいて大盛況。
「モブプロは朝から帰るまでやる」
「代わりたくなったら代われと言って代わる」
「うまくいったらやったーという」

質疑応答では以下のようなやり取りがありました。
Q「相性が合う人と合わない人がいると思うのですが、モブプロだとあんまり関係ないんですかね?」
A「モブプロだから関係ないとかはなくて、むしろ仲悪かったら顕著に出る。ずっとコミュニケーションしているので。」

ですよねー。
とはいえこれはデメリットだけではなくて、相性がわかりやすい形であらわれることにもモブプロの価値があるんじゃないかなあ(というような話もされてた気がする)
後は一日の振り返りを行うことが重要などの話をして終了。

凄くいい話でした。
モブプロが実践できる環境があればよりキャッチアップしやすくなるんだろうなあ。
暗黙知は何が暗黙知かわからないから暗黙知」その通りだと思いますし、学びの機会も共有しやすいモブプロには魅力を感じます。
今はできないけど。。。

以下スライド。 speakerdeck.com


【16-C-2】【全員参加型】Botで専属トレーナー・栄養士を雇う世界が来ています。先進の擬人化技術を今日、体験しよう。

いきなり腕立て伏せとショルダープレスが壇上で催されたのが印象的でした。(帰る時あのダンベル持って坂登るの辛そう)

Lineチャットボットを利用した食事管理とトレーニング管理の披露後にスマートスピーカーを利用してのトレーニング管理へ。
Clova FriendsではなくGoogleHome miniが登場。
GoogleHomeとLineチャットボットでやってることも文言も一緒だなーと思っていたら、シングルインスタンスで処理しているとのこと。
登壇している中嶋さんがbot-expressというフレームワークを開発して、このチャットボットを作ったということです。 github.com



刺さった一言は「webのほうが得意なことをbotでやらないこと」


GoogleHomeは私も持っているんですが、コマンド発声後のレスポンスにやや難があるので、このあたりはこれからどんどん良くなるといいなあ。

以下スライド。

www.slideshare.net


【16-E-L】大規模ログ集約実現のためのアーキテクチャ~誰でも美少女になれるVRシステム「VR Live Studio」からお届け

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美少女=ユニティちゃん。
正直言うとスライドより美少女の方に目が行ってました。
ただVRでやるメリットは充分あると思っていて、直接身振り手振りでスライドの項目を指せるし、何より視覚的に楽しめるので飽きない。
実際会場も盛り上がっていました。(シャッター音が他の会場の10倍ほど鳴っていたように感じた。)
ユニティちゃんになってプレゼンしたい人生だった。。

公開スライドは見つからず。

【16-E-3】加速するフロントエンドとPWA

「虚無は早い」 立ち見が多く盛況。
セッションの後半からの参加だったため割愛。

以下スライド。 speakerdeck.com


【16-D-4】ソフトウェア開発30年史を振り返りつつ考えるプログラマにとって変わらないもの

インターネット老人会(というワードがあるらしい)向けセッションのようでしたが、「意外と若い人が多くてどうしよう」と仰っていました。
歴史を振り返る、大学の講義を連想させる内容でした。
結論は以下のツイートで説明されています。


【16-E-5】Swaggerを使ってPHPエンジニアとUnityエンジニアがもっと仲良くなった話

資料は後日共有。
実務に通じる話で非常にタメになりました。
業務で使えるかというとまた別の話ですが。。

【16-C-6】The Amazon Way~Amazonのソフトウェア開発~

撮影禁止、スライド公開なし。

  • アマゾンで共有されてる考え方

  • サービスを開発する際にプレスリリースを書くなど。

【16-E-7】クリエイター仲間3人で商用レベルのVRゲームを個人開発した話(仮)

「時間は金で買える」
このVRゲームとは、おじさんでも誰でも女児になって着せ替えや(見た目は)女児とチェキを撮ったり楽しめるVRゲーム「ハッピーおしゃれタイム」のこと。

セッション内容は、趣味開発に注ぐ時間とモチベーションをどのように捻出するかという話。
「承認欲求」が一番のモチベーションだというのには共感できました。
モチベーションが他者依存なことによる問題も当然ありますが、ここではメリットの方が大きい状態。

スライドは以下から。


書籍販売ブースでは、翔泳社オライリーのブースがあり、アルゴリズム図鑑等のサイン本が置かれていました。

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この前買ったばかりのO'Reilly Japan - 退屈なことはPythonにやらせようが安く売ってましたが気にせずベタープログラマを購入。
10%オフは嬉しい! 動物が印刷されたトートバッグも買おうか悩みましたが、結局買わずに帰宅。

反省点としては間食を用意すべきでした。
ランチセッションでは美味しいサンドイッチが提供されたのですが、途中でお腹が空いて、配られたラムネをかじってしのいでました。。

余談ですが会場を移動する際、若い人にビラを渡しているブースがあったのですが、後で内容を見てみたら求人のビラでした。(なるほど、おじさんに渡してなかったわけだ)
ちょっと興味があったので求人について調べてみたんですが、一年以上の設計・開発経験を要件にしてるところが結構多かったです。
満たしてないですね。残念。

おわりに

はじめて参加したデブサミでしたが、楽しかったです。
セッションで聞いたこと全ては活かせないしわからないことだらけだけれど、気付きも多かったので来年もぜひ行きたい。